SETENV創立メンバーで、現在も大変お世話になっている光岡寿郎さん(東京経済大学コミュニケーション学部教授)が登壇される講座が国立新美術館で開催されます。

美術を愛好する人々にとって、美術館とは鑑賞のための空間であることは自明に思える。一方で、大規模展を訪れる人々は、必ずしも美術史や美術批評の知識に基づいて作品と向き合っているわけでもなさそうだ。だとすれば、恐らく美術館は、鑑賞以外にも多様なコミュニケーションに向けて開かれている。このような見方をするためのきっかけとして、本講演では美術館をメディアとして考えてみたい。美術館のメディアとしての特徴や、そこに集う来館者の振る舞いを丁寧に見ていくことで、何かと賛否の分かれる「美術館で写真を撮影する来館者」もまた、重要なコミュニケーションを担っているように見えてくるかも

開催日:2023年3月19日(日)時間14:00~15:30(13:30開場)

会場:国立新美術館 3階講堂

対象:一般どなたでもご参加いただけます。特に美術館に関する学術分野(博物館学・美術史学・ミュージアムスタディーズ・メディア論など)に関心のある方、アートマネジメントに関心のある方、アーティスト、公立文化施設について深く考えたい方など

参加方法:オンラインによるお申込みとなります。詳細については、開催日の一ヵ月前を目途に随時公開します。

定員:40名 ※応募者多数の場合は抽選

料金:無料 ※事前申込が必要です。

お問合せ:TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)

備考:
※プログラム終了後、オンデマンド配信を行います。(配信視聴のみを希望される方の事前登録は不要です。)
※本イベントの記録写真を、活動報告や広報の目的で公開する場合がありますので、あらかじめご了承ください。

イベント内容:
14:00-14:10 開会挨拶
14:10-15:10 講師による講演
15:10-15:30 会場からの質疑応答※プログラムは都合により変更となる場合がございます。

国立新美術館 Webサイト:https://www.nact.jp/event/2023/0319_002265.html より