弊社が特設サイト制作を担当させていただいた、「安部公房展──21世紀文学の基軸」が、神奈川近代文学館で開催されます。20世紀を代表する作家・安部公房の約500点に及ぶ資料が一堂に会し、創作の過程や独自の世界観を探ることができます。今年生誕100年を迎え、原作映画上映や新たな文庫の刊行など、注目を集めている安部公房。文学や芸術、表現に関心のある方にとって、見逃せない展覧会です。

特設サイトはこちら

文庫や展覧会など、安部公房に関連する数々のアートディレクションを手がけられてきた近藤一弥氏が、本展示でもディレクションをされております。近藤さんは、弊社が2002年に開催したVariations on a Silence ──リサイクル工場の現代芸術」展から懇意にしてくださっており、今回お声がけをいただきました。

近藤さんは会期中の関連イベントとして開催される三浦雅士さんとの対談にも登壇されます。その他の関連イベントも注目ですので、ぜひこの機会に足をお運びください。

安部公房展──21世紀文学の基軸

  • 会場:県立神奈川近代文学館(横浜・山手 港の見える丘公園内)
  • 会期:2024年10月12日(土)〜12月8日(日)
  • 開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
  • 休館日:月曜日(10月14日、11月4日は開館)
  • 観覧料:一般:800円(600円)/65歳以上・20歳未満及び学生:400円(300円)/高校生:100円(100円)/中学生以下は無料
    ※( )内は20名以上の団体料金
  • 編集委員:三浦雅士
  • アートディレクション:近藤一弥
  • 主催:県立神奈川近代文学館、公益財団法人神奈川文学振興会
  • 後援:NHK横浜放送局、FMヨコハマ、神奈川新聞社、tvk
  • 協賛:新潮社、京急電鉄、相模鉄道、東急電鉄、横浜高速鉄道、神奈川近代文学館を支援(サポート) する会
  • 広報協力:KAAT 神奈川芸術劇場

関連イベント

2024年10月27日(日) 
対談「成長する壁と覗き穴」 
出演:近藤一弥(デザイナー、本展アートディレクション)、三浦雅士(評論家、本展編集委員)

2024年11月4日(月・振休)
対談「安部公房と戦後の政治・芸術運動」 
出演:苅部直(政治学者)、鳥羽耕史(文学研究者)

2024年11月17日(日)
対談「安部公房または『現在って何?』」 
出演:川上弘美(作家)、三浦雅士(評論家、本展編集委員)

文芸映画を観る会
2024年11月22日(金)、23日(土・祝)
「砂の女」(1964年/原作・脚本:安部公房/監督:勅使河原宏)

スライドトーク(職員による展示説明)
会期中の毎週金曜日 14:00~